営農部 営農振興課
笹原 弘惇
経歴
大学4年生の就活時に何気なくテレビをつけた時に放送していた深夜アニメを見て「これどうやって作っているんだろう」と思い、勢いでアニメーション制作会社に志願したところ運良く採用をもらい、社会人としてのキャリアをスタートした。そこで、数々の修羅場を乗り越え、創造力や対応力を身に付けた後、いつかは地元である十勝に戻って働きたい願望があったことから入組を志願し採用を受け、現在、営農部企画課に配属され、畜産関係補助事業手続きや、青年部事務局、広報活動、FAXに変わる代替アプリ「JAコネクト」の導入に携わっている。
自分の知らないことを
知るのが好き
農協の仕事は農業だけではない?
志望動機は少し内容が薄くなってしまうため割愛しますが、前職とは全くもってかけ離れた職種に就いた私です。入組して営農部企画課に配属され今に至るわけですが、当初は、右も左もわからない農業についてこれから仕事としてやっていくんだなぁと楽観的な感じでした。しかし、入ってみると最初はお祭り対応や広報誌の記事を編集したり、廃プラスチックの回収業務などでほとんど農業に触れることがありませんでした。そこで改めて知るのですが、農協って色んなことやっているんだなぁと。おそらく皆さんも農協って何をしている組織なんだろうと疑問に感じると思います。私の場合、入るまで興味も持っていなかったのでダメなのですが、就活生の皆さんは事前に色々調べておいた方がいいと思います(笑)
興味を持つことは仕事に繋がる
そうして、少し経った頃に今の仕事を持つことになるのですが、それが「補助事業手続き」というものでした。簡単に説明すると、国から示される方針に従い、その目標に対する取組をすることで経営に対する経済的支援を受けられるというもので、その手続きをする仕事です。私は牛部門で携わっていますが、課の他の方々は畑部門を担当しています。ここで初めて農業にまつわる仕事に携わり、農業の奥深さを目の当たりにします。もともと私自身、好奇心旺盛な性格だったため、私にとって畜産経営とは初めての事だらけで、知識が増え、組合員と対等に経営の話ができるようになったり、補助事業を通して機械や施設を導入した組合員から感謝されると嬉しかったです。また、組合員一人一人に寄り添うことでその人に合った補助事業を提案できるようになったことが自分の自信にも繋がりました。そうなることで「組合員のために働く」農協という組織の一員になれた気がします。
多様性が仕事を創る
前段で述べたように企画課の仕事は様々な組合員奉仕で形成されていて、それぞれ個人ごとに業務分担されています。幅広く仕事を受け持つことで、多様性を求められる企画課は人間性も多種多様な方々が集まっておりますが(笑)、創造力や主体性を求められる部署なので一人一人が課の主役になることができます。今、農業は近代化とともに時代の節目にいます。そのような中で、皆様をはじめとする農業に携わる若い世代で一丸となって農業の新時代を造っていきましょう。